ケージを購入すべきか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
ケージはスペースをとるので、購入しない方がいいと考えている方は、検討してみてください。
猫を飼うときにあると便利なのはケージです。
「猫をケージに閉じ込めると可哀想」という方もいるかもしれませんが、閉じ込めずに使うことで、猫が安心できる場所を確保してあげることができます。
お留守番してもらう時、いたずら防止や、誤食を防ぐことができます。
また、お風呂場など、危険な場所にいけなくなるので、身を守るためにもあると便利です。
多頭飼いの場合は、ケージで餌を与えると、他の子の餌を横取りすることができないので、食べ過ぎ防止にもなります。
来客の時など、人が苦手な子が驚いてどこかに逃げてしまうのを防げます。
先にケージに入れておいてあげれば、猫も安心できます。
ケージの上に布などをかけておけば、人目にさらされることが減るので、警戒心が強い猫も安心できます。
【ケージに慣れさせる】
猫は警戒心が強いですが、好奇心も旺盛で色々なものに興味を持ちます。
扉を開けた状態のままにしておくと、匂いを嗅ぎに中に入るようになり、徐々に警戒心が解けていきます。
餌をケージの中であげる
警戒心が薄れてきたら、そこが安心できる場所であると認識してもらうために、餌を食べるのをケージの中でするようにします。
ケージを置くにはまず、設置場所をしっかりと決めておきましょう。
横幅、高さ、奥行きなどメジャーで測り、置けるかどうかの確認をしましょう。
【ケージの種類】
1段式のケージや2段式のケージなどがあります。
また折りたたみ式のものもあります。
我が家では3匹の猫がいますので、1段式と2段式の2つ用意しています。
↑我が家の1段式のケージです。
キャスターはありませんので、掃除のとき動かすのが少し大変です。
一段式だとトイレの砂が食器に入るので
猫用こたつを使用して2段にし、その上で食事と水ができるように工夫しました。
こたつの下の部分に寝場所を置いています。
↑我が家の2段式のケージです。
キャスター付なので移動は楽です。
基本的に猫は上下運動を好みますので2段式が理想です。
ただ、安静が必要な場合は1段式の方が安全ですね。
1段式でも工夫すれば2段式のようになりますので、飼い主さんの工夫しだいで、猫が快適に過ごせるケージをつくってみるのも楽しいですよ♪
先住猫は部屋で、あと2匹はそれぞれのケージで、餌を与えています。
成長すると小型のケージでは狭いので、2段式のものを検討するといいでしょう。
ただ2段式のものは重く掃除が難しいので、キャスター付きのものを選ぶと、簡単にお手入れができるので便利です。
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トイレも部屋にひとつ大きいもの(3匹で使用)と各ケージに1つとトイレを用意しています。
トイレの数は猫の数+1が理想です。
ケージは便利でも中に閉じ込め過ぎはストレスになりますので、留守の間だけとか、食事の時や来客の時だけと長時間にならないようにしてあげてください。
またケージにトイレを設置する場合、入り口のドアが小さすぎると、トイレを掃除する際などに出し入れするときが大変になるので注意が必要です。
新入りの猫を迎える時もケージがあれば活用できます。
先住猫が慣れるまで、新入りの猫をケージに入れておけます。
ケージになれていれば、災害時や入院時にも役に立ちますよ♪
ケージの中で過ごす猫は、その場から移動することができないので、暑さや寒さに気をつけてあげましょう。
部屋が暑すぎたり、寒すぎたりしない様に調節してあげましょう。
特に暑さは熱中症に繋がるので、直射日光が当たる場所や、夏場室温が上がりやすい部屋、エアコンの風が直接当たる場所は避けてケージを設置してあげてくださいね。
またケージは脱出できないタイプ(時に子猫は小さいので)のものを選びましょう。
隙間が大きいタイプのものは脱出しないように工夫が必要です。
脱出してしまうケージの場合は、アルミ板などで囲んだり、上にものやアルミの板などを置くなどの対策が必要です。
【ケージの素材】
ケージは木製のものやプラスチック製などいろんな種類があります。
木製のものはおしゃれでデザイン性が高く、インテリアにも馴染みやすいのが特徴。
ただ、全てが木で作られているものは、臭いや汚れが染み込みやすく、お手入れしにくいのが難点です。
はじめて購入するケージであればプラスチック製がオススメです。
臭いが染み込んでしまうこともなく、粗相をしてしまった時のお掃除も楽です。
スチール製と異なり錆びてしまう心配がなくて、長く使えキレイに保てますし、汚れがひどくなってしまった時は、丸洗いができるのがいいですね。
組み立て式のものがほとんどですが、ぐらついたりしないかチェックをしましょう。
スチール製に比べると、プラスチック製のものは値が張ることもありますが、手入れのしやすさを考えると、軽くて扱いやすいので、女性の飼い主さんにはおすすめです。
まとめ
ケージには1段式や2段式など種類があるので用途によって購入を検討してみることをおすすめします。
トイレの数の理想は猫の数+1である。
ケージの置き場所は直射日光が当たる場所や夏場室温が上がりやすい部屋、エアコンの風が直接あたる場所は避けてあげる。
初めてケージを購入する際はステンレス製がおすすめです。
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