猫だって芸ができるんです「おすわり」「お手」を覚えてもらいましょう

猫の飼い方

猫だって芸ができるんです!

猫は、集団生活をしていた犬と違い、単独で狩りをしている生き物です。

集団生活をしてきた犬と違い、一緒に生活する相手や、周りの目を気にする必要がないので単独行動をする猫は、自分の気分で行動を変える生き物なのです。

甘えたいときには甘えるし、のんびりしたいときにはかかわりたくない。

ツンデレ・・・なところがありますね。

そんな、とてもマイペースな猫を人間の思い通りにしようとしても、なかなか無理な話ともなるのですが、猫の性格を理解し、うまく活用すれば、猫でも芸を覚えることが出来るのです。

そこで
気ままな猫の性格を理解した上で、飼い主さんは気長に根気強く、時間をかけてトレーニングしていく必要があります。

猫に芸を覚えさせるコツとしては

1.猫が楽しくトレーニングをする工夫が必要
2.毎日練習する
3.ご褒美(餌やおやつ)を必ずあげること
4.空腹時に行うようにすること
5.猫が嫌がったら無理にトレーニングをせず中止すること

の5つと言われています。

猫とコミュニケーションを取れるようになることが最大の目標。

飼い主とのコミュニケーションや、遊びであることが、猫に芸を覚えてもらうポイントになります。

また、ストレスにならないように楽しく覚えてもらうことが芸を覚える最大のコツになります。

猫が「なでて~」と寄ってきたときは、絶対にそのサインを見逃さずになでてあげたり甘えんぼさんモードのときや、ご機嫌なときはたくさんかまってあげましょう。

ご機嫌なサイン
・前足を交互に動かして「ふみふみ」「もみもみ」
・からだをこすりつけてくる
・ゴロンとなっておなかを見せてくる

それでは、猫に「おすわり」と「お手」を覚えさせる教え方を紹介します。

「おすわり」を覚えてもらうには!

猫に餌をあげるときに、餌の入った食器を見せます。

おすわり」と言いながら、餌の入った食器を猫の目の高さに移動します。

猫は食器を見るのでお座りになるように食器を少しずつ頭上にずらしていくと
猫の顔が上を向くので、自然と座る体勢になりやすくなります。

猫の顔があがり、同時に腰が沈めば成功です。

猫が座ったら、よくほめて、餌をあげます。

餌を与える度にこのようにしていくと猫は「おすわり」を覚えます。

我が家はこの方法で餌を食べる前は、「おすわり」をしてくれるようになりました。

注意することは、猫が飽きたら(やらなかったら)やめることです。

はじめは根気が必要です。

また「おすわり」の練習の度に餌やおやつを与えてしまうと肥満の原因になるので注意してくださいね。

「お手」を覚えてもらうには!

おすわり」がある程度できるようになってきたら、今度は「お手」の練習です。

少しお腹が減っている状態の時を狙いましょう。

あまりに空腹だと芸に集中が出来ません。

逆に満腹だと興味を示さなくなってしまいます。

まずは、愛猫の好物のおやつかドライフードなら1~2粒を用意してください。

おやつなら砕いたりして、出来るだけ小さくなるようにしておきます。

教え方は「お手」と言って、自分の手を猫の前に差し出し、その自分の手に、猫の手をのせて軽く握るように握手します。

握手した手を「お手」と言いながら上下に振って、しばらく我慢できたら、おやつまたはドライフード1~2粒をあげましょう。

最初のうちはこの時点で褒めておやつかドライフードなら1~2粒をあげます。

お手」をしたらご褒美がもらえると猫に覚えてもらいましょう。

基本的にはこの繰り返しになります。

できる限り毎日トレーニングするようにしてください。

この一連の動作を何度も繰り返し教えます。

その後、今度は「お手」と言って、自分の手に手を乗せたらおやつやドライフードをあげます。

そうすると「お手」と言われて、お手の動作をすることでおやつが貰えると学習します。

ポイントは、覚えやすくするために「お手」とはっきり言うようにすることです。

クリッカーを使う

犬のしつけで使用するクリッカーを使って猫に芸を覚えさせる方法もあります。

猫のしつけでクリッカーを使う方法で用意する物は、クリッカーとおやつです。

クリッカーを鳴らしたら、すぐにおやつを与えます。

これを繰り返すことで、猫は「この音がすると良いことがある」と理解するようになるのです。

その後「おすわり」とか「お手」と猫にしてもらいたい行動をさせて、できたらクリッカーを鳴らしておやつを与える。

クリッカーは短く鳴らし、すぐおやつを与えることがコツです。

タイミングがとても大切で、タイミングがずれると飼い主さんと猫で、ご褒美を与える(ご褒美をもらう)理由もずれてしまいますので注意しましょう。

 

まとめ

猫も「おすわり」や「お手」などの芸を覚えることができる

猫に芸を覚えさせるコツ5つのポイントをしっかりおさえる

気長に根気強く、時間をかけてトレーニングしていく必要がある

猫とのコミュニケーションが取れるようになる

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