猫は体の柔軟性が高く、身軽なため、思わぬ場所に入り込んだり、上ったりすることが良くあります。
また、持ち前の好奇心から、いろいろなものに手を出すこともしばしば。動きも素早く、窓や玄関のドアが開いていると、スルリと外へ出てしまう危険があります。
猫が安全に過ごせるようにするには、猫がしそうなことを予測し、前もって危険を取り除くための、安全対策が必要になります。
猫はしかったからと言って、いうことを聞く動物ではないので、飼い主が猫にとって安全な環境を整え、ケガや事故から猫を守っるために安全対策をしかっりとしてあげましょう。
目次
猫のための安全対策
猫のための安全対策で一番大切なことは、猫の危機回避を第一に考えてあげることです。
その為に飼い主がしてあげることを12個ご紹介します。
危ないものは片づける
輪ゴム、ビニールの断片、リボンやひも状のものなどは、猫が誤飲してしまう危険があるので、そういったものが落ちていないかなど、室内の点検を常時し、危ないものは片づける。
引き出しを開けっ放しにしない
引き出しの小物を猫が誤飲したり、押入れに入ったことに飼い主が気がつかないまま戸を閉めて、猫を長時間閉じ込めてしまうケースがあるので開けっ放しにしない。
狭い場所は危険がないようにしておく
家具の下のすき間にゴキブリ退治のホウ酸だんごなど、猫が食べて危険なものは置かないようにする。また、猫がケガなどしないようによく片づけておく。
コードやコンセントにはガードをつける
電気コードをかじると感電の危険があるため、カーペットの下のや家具の裏などに隠したり、コードカバーをつけて対策する。壁のコンセントも使用していないところは、猫がいたずらしないようにカバーをしてふさいでおく。
観葉植物は置かない
観葉植物は猫が食べてしまう可能性があり、猫にとっては中毒を起こしてしまう観葉植物があるので、観葉植物は置かない方が安全です。
猫の爪がひっかかりにくいカーテンをつける
子猫や若い猫はカーテンに登って遊びたがります。猫の爪がカーテンにひっかかって、ケガをさせないためやカーテンがボロボロにならないようにするために、カーテンは猫の爪のひっかかりにくいフラットな生地にする。
ドアはストッパーで止める
部屋のドアは、猫が出入りできるように開けておきたいもの。ただ、猫が挟まってします危険があるので、猫が通れる幅だけ開けて、ドアストッパーで止めておく。
コンロには気をつける
猫がコンロに飛び乗ったときにスイッチを押して着火してしまう危険があるので猫がキッチンに入れないようにするかコンロカバーをかけるなどの配慮が必要です。熱い湯や料理をコンロの上に置きっぱなしにいないようにする。
ゴミ箱はふたつきの物を使用する
猫がゴミ箱から生ごみなどを取り出して食べないように、ゴミ箱はふたのついたものを使用すると安心です。
ポットや炊飯器によるヤケドに注意する
カウンターやテーブルの上などにポットや炊飯器が置いてあると、猫が飛び乗ったときに落としたり倒したりして危険なので、猫が乗らない場所や入らない場所に置くようにする。
水を張ったままにしない
浴槽や洗濯機に水が入っていると、猫が覗き込んだり飲もうとして落ちおぼれたりする危険があるので、水は抜いていくか水が入っている場合は必ずふたをしっかりと閉めておく。
玄関のドアは開けっ放しにしない
室内い飼いの猫の場合は、外に脱走して迷子などになってしますことがあるので、玄関のドアは必ず閉める習慣をつけておく。
まとめ
猫のための安全対策で一番大切なことは、猫の危機回避を第一に考えてあげること。
①危ないものは片づける
②引き出しを開けっ放しにしない
③狭い場所は危険がないようにしておく
④コードやコンセントにはガードをつける
⑤観葉植物は置かない
⑥猫の爪がひっかかりにくいカーテンをつける
⑦ドアはストッパーで止める
⑧コンロには気をつける
⑨ゴミ箱はふたつきの物を使用する
⑩ポットや炊飯器によるヤケドに注意する
⑪水を張ったままにしない
⑫玄関のドアは開けっ放しにしない
飼い主ができる、猫のための安全対策を12個をご紹介しました。
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